家の近くのむし探検 第336弾
【大口歓迎】(業務用3セット) ジョインテックス アルカリ乾電池 単2×100本 N122J-2P-50
着いてすぐに見つけたのはこのクモでした。たくさんいるので、いつもは無視しているのですが、この日は虫が少ないかもと思って最初に撮っておきました。「日本のクモ」を見ると、腹部の模様からは
ネコハグモだと思われますが、ハグモ科の
Dictyna属には5種もいるというので何とも言えません。でも、ネコハグモにしておきます。
次はこの蛾です。模様がはっきりしないので期待薄ですが、「日本産蛾類標準図鑑III」を見ると、こんな模様の蛾がいました。ネマルハキバガ科のNeoblastobasis属の蛾です。可能性のあるのは、ウスイロ、ウスオビ、オオの3種ですが、説明を読んでもほとんど交尾器の説明ばかりなので、外観で決めるのは無理みたいです。
イエバエ科の
チャバネヒメクロバエだと思っているハエです。この間からこんな格好であちこち止まっています。以前一匹採集したので、一度、きちんと調べなけりゃとは思っているのですが、なかなか進みません。
Gem Stone King 3.20カラット 天然 スイスブルートパーズ ネックレス ペンダント レディース シルバー925
要所要所の模様を見ると、よく似ている感じもしますが、全体の印象はかなり違います。それで、ちょっとネットを探してみると、Natural History MuseumのData Potalという中にイシハラナガカメムシの属するPylorgus属の標本が載っていました。これは世界中の自然史博物館が所有する標本などのデータを共有しようという試みの様です。このPylorgus属の標本では、obscurusやsemicruciastusなどが似ている感じですが、細かいところを見ると、ちょっと違うような気もします。
それで、まず、イシハラナガカメムシについて調べてみようと思いました。「日本原色カメムシ図鑑第3巻」を見ても、第1巻にヤスマツナガカメムシだとして載せていた写真が実はイシハラだったと、かなり混乱があるみたいです。そこで、もう少しネットを探していたら、イシハラとヤスマツの記載論文が見つかりました。
T. Hidaka and R. J. Izzard, "Studies on the Lygaeidae XX. Two New Species of the Genus Pylorgus Stal, 1874, From Japan (Heteroptera)", Kontyu Tokyo 28, 131 (1960). (
ヒールドミュールからダウンロードできます)
この2種は明確に違いそうですが、検索表が載っていたので、とりあえず訳してみました。
colonはムラサキ、yasumatsuiはヤスマツ、ishiharaiはイシハラです。また、②で「(側板)」と書いたのは先ほどの図鑑を見て追加したものです。この検索表をたどっていくと、やはりイシハラナガカメムシには到達します。ただ、ちょっと気になるのは、今回の個体の前胸背後葉がかなり膨らんでいる点です。以前のと比べると違いが分かります。でも、写真がうまく撮れなかったし、採集もしなかったし、とりあえず、ここまでですね。(
追記:通りすがりさんから、「Pylorgus属で唯一見たことの無いLavish Home 高級コットンタオルセット - 2ピースバスシートセット 100%ゼロツイストコットン製 - 速乾性 ソですが、合っていると思います。ヤスマツはシラカバの実で普通に見られるのですが、1枚だけ残っていた真上からに近いやや前方からのヤスマツの画像を見ると、前胸背の「後縁」が明らかに弧状になっています。前胸背後葉の膨らみですが、膨らんでいる方はオスの様なので、性差なのかも?」というコメントをいただきました。やはりイシハラでしょうか。確かに性差かもしれませんね。ただ、この辺り、情報が少なくてなかなか判断できません)
この間から見ているカメムシの卵です。に穴が一つあいて一匹のハチがうろうろしていたのですが、その後は変化がなく、26日に行ったときにはほとんどの卵に穴が開いていました。この時に残った卵が3個。そのうち2個もは穴が開いていました。卵の蓋が綺麗に開いたものがないので、みな、卵寄生バチの仕業みたいです。
サンワサプライ PoE CAT6LANケーブル 30m ライトグレー KB-T6POE-30〔代引き不可〕 トレード
クサギカメムシの幼虫です。前翅包があって、後翅包がないので、たぶん、4齢幼虫みたいです。
クモを一つ忘れていました。
ワキグロサツマノミダマシです。
後は、
シベリアカタアリ。
こちらは
ヒメクダマキモドキです。
この間、検索表で調べたので、安心して呼べるようになりました。
ところで、幼虫となると、翅脈もはっきりしなくてまだよく分かりません。たぶん、ヒメクダマキモドキの幼虫かなと思うのですが、根拠はありません。
木の枝にこんな気持ちの悪いものがついていました。
茎をかじっているようです。家に戻ってから調べてみると、これが有名な
シャチホコガの幼虫だったんですね。
近くでパチパチ撮っていたのが嫌だったらしく、向きを変えて動き始めました。
後ろの方のへりにもこんな模様がありました。何らかの威嚇のためだとは思うのですが、ここまですることはないんじゃないかと思われるような恰好でした。
ところで、この葉は何だろうと思って調べてみました(矢印が毛虫です)。保育社の「検索入門 樹木」を見ていくと、つる性でない→単葉→葉は裂けない→葉は互生→葉は鋸歯縁→落葉→円盤状の腺体がない→羽状脈→重鋸歯縁ではない→側脈はへりに達し、鋸歯に入る、となり一群のグループに達します。後は葉の形や鋸歯の形を比べて、
筑後民芸 幅112cm 蔵時代 水屋箪笥 食器棚 和風 引き戸ではないかと思いました。シャチホコガの食草には
エノキの含まれるニレ科も含まれているので、たぶん、大丈夫?(
【中古】SONY ウォークマン ZXシリーズ NW-ZX507(S) シルバー/64GB 元箱ありケヤキでしょうか。公園などにもよく植えられる樹で、名板が掛かっているものが見つかったりしたら比較してみてください。」というコメントをいただきました。メモにはケヤキと書いていたのですが、うっかりエノキと書いてしまいました。ご指摘どうも有難うございました)
これも同じように葉の検索をしてみました。最後、常緑か落葉かで迷ったのですが、両方選んで、結局、
ヒイラギナンテンに達しました。葉の検索も結構使えるかも。
最後はこの花です。この辺に咲く花は昨年調べて
ヨメナになったので、たぶん、それかなと思います。ということで、分を終わります。
雑談)昨日は植物の観察会があり、淀川の土手を歩きました。日差しが大変強い日で、しかも高齢者が多かったので、わずか、1時間半ほどで終わりました。それでも、帰化植物がかなりたくさん見られました。今度、このブログでも紹介します。でも、植物は慣れないので、虫以上に名前調べが大変で・・・。